帯状疱疹ワクチン種類と違いについて
帯状疱疹ワクチンは、現在2種類あり、効果や費用などに違いがあります。
☆弱毒生水痘ワクチン 従来型 商品名:「ビケン」
弱毒化された生きたウイルスが含まれており、小児に使用する水痘ワクチンですが、大人でも接種することができ、帯状疱疹を予防する効果があります。
☆不活化ワクチン 商品名:「シングリックス」
2か月間隔で2回接種(合計2本)が必要ですが、予防効果が90%以上と高く、効果の持続も10年程度見込まれます。
前者の生ワクチンに比べると、注射部位の痛みや発赤、腫れ、発熱等の副反応が多く出ると言われます。
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弱毒生水痘ワクチン 従来型 商品名:「ビケン」 |
不活化ワクチン 商品名:「シングリックス」 |
ワクチンの種類 |
生ワクチン |
不活性ワクチン |
接種回数 |
1回 (皮下注射) |
2か月間隔で2回 (筋肉注射) |
予防効果 |
有効性60% 5年を超えると有効性が低下 |
予防効果が90%以上 10年以上持続 |
副反応 |
局所反応、発熱、水痘様発疹等 |
注射部位の痛みや発赤、腫れ、発熱等 |
接種対象者 |
50歳以上 |
接種できない方 |
妊娠中、免疫を抑える治療をしている方など |
アナフィラキシーのある方、急性疾患治療中の方など |
費用 |
1回8000円 |
1回22000円 (2回接種合計44000円) |
当院では【シングリックス】接種のみ行っています。
いかがでしたでしょうか。
接種することで帯状疱疹や帯状疱疹後神経痛(PHN)を予防・軽症化できる帯状疱疹ワクチンは西春内科・在宅クリニックや近くの医療機関で接種することが可能です。
一度是非お問合せください!